[ストーリで理解]の登場人物について

登場する主要キャラクターを紹介します。ストーリーを通じて、彼らの対話から Azure の概念を学んでいきましょう。これらのキャラクターは全員、クライアント企業の Azure 導入支援や移行コンサルティングを行う IT 企業「おてて動かそう」に所属しています。

佐藤 美咲(さとう みさき)

23 歳の新入社員。文系出身で IT 初心者です。明るく前向きな性格で実践派。「おてて動かそう」の総務部からクライアントサポート部門に異動し、手探りで Azure の知識を学んでいます。クライアント企業への説明や提案ができるようになるため、読者と同じ目線で質問を投げかけ、Azure 技術を理解していく過程を共有します。

山田 隼人(やまだ はやと)

34 歳の IT アーキテクト。プログラミングと Azure のスペシャリストです。クールで理論的な性格ですが、技術の話になると熱が入ります。「おてて動かそう」の技術リードとして大手クライアントの Azure 移行プロジェクトを担当していますが、技術に詳しくない人への説明が苦手で、専門用語を多用する傾向があります。正確で詳細な技術情報を提供する役割を担います。

田中 悠(たなか ゆう)

27 歳の Azure ソリューションコンサルタント。独学で IT を学び、「おてて動かそう」のクライアント対応担当として活躍しています。陽気でおちゃらけた雰囲気ですが、美咲の良き相談相手です。「~っす!」と砕けた口調で話し、隼人の専門的な説明をクライアントや初心者向けに翻訳する役割を担います。技術的な内容を日常的な例えを使って分かりやすく説明する橋渡し役で、顧客満足度の高いコンサルタントとして評価されています。

岩田 剛(いわた つよし)

45 歳のプロジェクトマネージャー。「おてて動かそう」の営業部門出身で技術の詳細は分かりませんが、Azure の導入がビジネスにもたらす価値を理解し、クライアントに提案できる能力を持っています。部下の成長を期待しつつ、成果主義で仕事に厳しい性格です。クライアントのビジネス要件を技術チームに伝え、プロジェクトの成功に導く役割を担います。

人物関係図

この 4 人のキャラクターを通じて、技術的な説明と実務的な視点の両方から Azure の概念を学ぶことができます。美咲の質問に対して隼人が理論的に答え、それを田中が分かりやすく言い換え、時に岩田がビジネス価値や顧客視点からの意見を提示するという構成になっています。「おてて動かそう」のオフィスを舞台に、Azure 導入支援の日常業務の中で Azure の知識を深めていく様子が描かれています。

この設定は下記シリーズでも踏襲しています。